『ルミガン点眼液0.03%』 10月5日 新発売について
2009年10月1日
報道関係各位
千寿製薬株式会社
緑内障・高眼圧症治療剤 『ルミガン点眼液0.03%』 10月5日 新発売 |
千寿製薬株式会社(本社:大阪市中央区、社長:吉田有宏)は、プロスタマイド誘導体製剤である緑内障・高眼圧症治療剤『ルミガン点眼液0.03%』(一般名:ビマトプロスト点眼液)を10月5日に新発売いたします。
『ルミガン点眼液0.03%』は、日本初のプロスタマイド誘導体製剤で、ビマトプロスト自身がプロスタマイド受容体に作用し、主としてぶどう膜強膜流出路を介して房水排出を促進し、眼圧を強力に下降させることが示されています。また、国内での臨床試験においてもPOAG(原発開放隅角緑内障)、NTG(正常眼圧緑内障)およびOH(高眼圧症)に長期にわたって安定した眼圧下降効果を示しました。
本剤は緑内障及び高眼圧症の患者様に対して早期に眼圧を下降させ、その効果を長期にわたり持続させることが特徴とされています。
ビマトプロストは米国アラガン社において新規に合成された眼圧下降薬で、海外では2001年に米国で承認されたのをはじめ2009年7月現在、英国、ドイツ、フランス等84カ国で開放隅角緑内障および高眼圧症を適応症として承認を取得し、広く医療現場で使用されています。
緑内障は「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善若しくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患」であり、エビデンスに基づく唯一の治療方法は眼圧の下降のみで、いったん失われた視野は元にもどらないため、生涯にわたり継続的に眼圧をコントロールすることが重要とされています。このため、薬剤の選択では、十分な眼圧下降効果と持続性及び安全性の高い点眼液が求められています。
千寿製薬は、緑内障・高眼圧症治療の選択肢の一つとして『ルミガン点眼液0.03%』を提供することで、眼科医療と患者様のQOLの向上に貢献できるものと期待しています。
『ルミガン点眼液0.03%』製品概要 |
製 品 名 : 『ルミガン点眼液0.03%』(一般名:ビマトプロスト点眼液)
薬 効 分 類 : 緑内障、高眼圧症治療剤
効能・効果 : 緑内障、高眼圧症
用法・用量 : 1回1滴、1日1回点眼する。
承認年月日 : 2009年7月7日
薬価収載日 : 2009年9月4日
薬 価 : ルミガン点眼液0.03%: 1mL 960.00円
千寿製薬株式会社(Senju Pharmaceutical Co., Ltd.)
設 立 : 1947年4月9日
資 本 金 : 14億1,550万円
代 表 者 : 代表取締役社長 吉田 有宏(よしだ ゆうこう)
本社所在地 : 〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町二丁目5番8号
従 業 員 数 : 712名 (2009年3月31日現在)
事 業 内 容 : 医療用・一般用医薬品およびコンタクトレンズ用剤の製造・販売
この件に関するお問い合わせは、下記にお願いします。 千寿製薬株式会社 事業戦略室 〒541-0046 大阪市中央区平野町二丁目5-8 平野町センチュリービル TEL:06-6201-9610(直) FAX:06-6226-0406 URL:http://www.senju.co.jp/ |