もし、自分が相手の立場なら
その目線が課題解決の処方になる

2009年入社 文学部 英文学科卒業 医薬マーケティング本部
  • 「If I were you」の理念に惹かれ異業界からMRに

    前職は教育ビジネス関連の会社でマネージャー兼営業を担当していましたが、広く世の中に貢献できる製薬業界で自分の力を試したいという想いが高まり転職を決意。数ある企業の中でも特に千寿製薬の「If I were you」の理念に共感して応募しました。面接ではマニュアル的な質疑応答は一切なく、人事担当の方が会話を通じて私の内面を引き出すよう努めてくださったことを覚えています。特に印象的だったのが「千寿製薬の社員で良かったと全社員が思える会社にするためにはどうすればいいか、あなたの考えを聞きたいです」という旨の質問でした。この言葉を聞いて、千寿製薬で働く人たちがもっと自分の会社を良くしようと努力していること、そのために私の力を必要としてくれていることが実感でき、迷わず入社を決意。異業界出身者なので多少の不安はありましたが、手厚い研修や先輩方の指導もあってすぐにMRの仕事に慣れることができました。

  • 数々の困難を乗り越え病院の課題解決に貢献

    MRは医薬情報の提供以外にも、講演会などの企画を立ち上げることがありますが、私が初めて企画を担当したのは入社4年目のとき。当時担当していた最先端の眼科医療を手掛ける病院が、眼科医を志す医学生の確保を課題としておられました。課題解決のためには、眼科医のやりがいや将来性を医学生に伝える講演会が必要だと提案。しかし企画自体が初めてで、ほとんどの病院関係者と初対面に近い状態だったことなどから、次第にプレッシャーに押しつぶされそうになってしまいました。
    そんな私を助けてくれたのが同じグループのメンバーの面々です。親身なサポートを受けながら、少しずつドクターや病院関係者の方と協力関係を構築。自身の経験不足からご迷惑をお掛けすることもありましたが、粘り強く取り組んだ結果、無事に講演会を開催することができました。成果は上々で、目に見えて眼科医志望の医学生の応募が増加。講演会の開催に向けて特にやり取りの多かったドクターから「情熱を持って取り組んでくれてありがとう」と言葉を掛けていただいたときには、目頭が熱くなるのを感じました。自分の手掛けた仕事によって、病院が抱えていた課題の解決に貢献できたことを誇らしく思います。

  • 「人」はあらゆる企業・組織の力の源泉

    今後はMRとしてさらに研鑽を積みながら、いずれはほかの部門での仕事にもチャレンジしたいと考えています。数ある部門の中でも特に興味を持っているのが人事部門です。前職でマネージャーをしていたことや、講演会の立ち上げで人材確保に苦慮するドクターの姿を間近で見たことで、どんな業界のどんな組織であっても「人」の力が不可欠なことを痛感してきたからです。今はひとりのMRとして、所属グループの主任として全力で自分の役割を遂行し、いずれ機会が巡ってきたときには「人」の採用・育成を通じて、ドクターをはじめ多くの医療関係者その先におられる患者さまに貢献していきたいと考えています。

ある一日のスケジュールSCHEDULE

8:30

出社

昨日のニュースとToDoリストの確認

9:00

病院訪問

午前中の訪問は製品の提案は程々に、雑談や世間話を中心にコミュニケーション

11:30

薬局訪問

この日は担当薬局を訪問。製品PRは行うが先ほどと同じく世間話が中心

14:00

昼食

食べ過ぎると集中力が低下するので、集中力に支障がない範囲内で食べる量を調節

16:00

病院訪問

ドクターの仕事の邪魔にならないように気を付けながら製品のPRを行う

18:00

アポイント

重要な商談を行う際は事前にアポイントを取る。案件の規模次第では上司が同行することも。

19:00

帰宅

帰宅して妻とふたりの子どもの4人で過ごす。寝る前に感謝の言葉を掛け合うのが我が家の習慣

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