緑内障高眼圧症治療剤『アイファガン®点眼液0.1%』5月11日新発売について

医療用製品

2012年4月20日
報道関係各位
千寿製薬株式会社

緑 内 障・高 眼 圧 症 治 療 剤
『 ア イ フ ァ ガ ン点   眼   液  0.1% 』
5月11日 新発売

 

千寿製薬株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:吉田有宏)は、『アイファガン点眼液0.1%』(一般名:ブリモニジン酒石酸塩)を5月11日に新発売いたします。

 

本剤は、2004年に杏林製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平井敬二)からサブライセンスを受け、当社が国内で開発した製品です。

 

ブリモニジン酒石酸塩は、米国アラガン社において開発されたアドレナリンα2受容体に高い選択性を示す新規の眼圧下降薬であり、房水産生を抑制するとともに、ぶどう膜強膜流出路を介した房水流出を促進し、眼圧下降効果を示します。このブリモニジン酒石酸塩の点眼剤は、1996年に米国にて「開放隅角緑内障又は高眼圧症」を適応症として承認され、米国を始めとする84の国と地域で承認を取得し、広く医療現場で使用されています。(2011年9月現在)

 

今回承認された『アイファガン点眼液0.1%』は、国内臨床試験において原発開放隅角緑内障(広義)に対して単薬治療あるいは他の緑内障治療薬との併用治療により、長期にわたって安定した眼圧下降効果を示しました。

 

緑内障は「視神経と視野に特徴的変化を有し、通常、眼圧を十分に下降させることにより視神経障害を改善もしくは抑制しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患」であり、エビデンスに基づく唯一の治療方法は眼圧の下降のみで、いったん失われた視野は元にもどらないため、生涯にわたり継続的に眼圧をコントロールすることが重要とされています。このため、薬剤の選択では、十分な眼圧下降効果と持続性および安全性の高い点眼剤が求められています。

 

千寿製薬は、緑内障・高眼圧症治療の選択肢の一つとして『アイファガン点眼液0.1%』を提供することで、眼科医療と患者様のQOLの向上に貢献できるものと期待しています。

 

『アイファガン点眼液0.1%』製品概要

 

製 品 名:アイファガン点眼液0.1%』(一般名:ブリモニジン酒石酸塩)
薬 効 分 類 :緑内障,高眼圧症治療剤
効能・効果:次の疾患で,他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:緑内障,高眼圧症
用法・用量:通常,1回1滴,1日2回点眼する。
承認年月日:2012年1月18日
薬価収載日:2012年4月17日
薬   価:アイファガン点眼液0.1%:1mL 438.20円

千寿製薬株式会社(Senju Pharmaceutical Co., Ltd.)

 

設   立:1947年4月9日
資 本 金:14億1,550万円
代 表 者:代表取締役社長  吉田 有宏(よしだ ゆうこう)
本社所在地:〒541-0046 大阪府大阪市中央区平野町二丁目5番8号
従 業 員 数 :779名 (2012年3月31日現在)
事 業 内 容 :  医療用・一般用医薬品およびコンタクトレンズ用剤の製造・販売

 

 

この件に関するお問い合わせは、下記にお願いします。

千寿製薬株式会社 事業戦略室

〒541-0046 大阪市中央区平野町二丁目5番8号

TEL:06-6201-9610(直) FAX:06-6226-0406

URL:http://www.senju.co.jp/