緑内障・高眼圧症治療剤『アイファガン®点眼液 0.1%』の製造販売承認取得について
お知らせ
緑内障・高眼圧症治療剤『アイファガン®点眼液 0.1%』の製造販売承認取得について
当社は、本日、厚生労働省より、緑内障・高眼圧症治療剤である『アイファガン®点眼液 0.1%』(一般名:ブリモニジン酒石酸塩)の製造販売承認を取得しましたのでお知らせします。
ブリモニジン酒石酸塩は、米国アラガン社において開発されたアドレナリンα2受容体に高い選択性を示す新規の眼圧下降薬であり、房水産生を抑制するとともに、ぶどう膜強膜流出路を介した房水流出を促進し、眼圧下降効果を示します。このブリモニジン酒石酸塩の点眼剤は、1996年に米国にて「開放隅角緑内障又は高眼圧症」を適応症として承認され、現在、米国を始めとする84の国と地域で承認を取得し、広く医療現場で使用されています。(2011年9月現在)
今回承認された『アイファガン®点眼液 0.1%』は、国内臨床試験において原発開放隅角緑内障(広義)に対して単薬治療あるいは他の緑内障治療薬との併用治療により、長期にわたって安定した眼圧下降効果を示しました。
承認内容の概要は以下のとおりです。
承 認 日 | 2012/1/18 |
製 品 名 | アイファガン®点眼液 0.1% |
一 般 名 | ブリモニジン酒石酸塩 |
剤型・含量 | 1mL中にブリモニジン酒石酸塩1.0mgを含有する水性点眼剤 |
効能・効果 | 次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:緑内障、高眼圧症 |
用法・用量 | 通常、1回1滴、1日2回点眼する。 |
本剤の特徴:
(1)アドレナリンα2受容体に高い選択性を示す新規の緑内障・高眼圧症治療剤*です。
*他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合
(2)房水産生抑制および房水流出促進(ぶどう膜強膜流出路)により眼圧を下降させます。
(3)原発開放隅角緑内障(広義)および高眼圧症でPG関連薬との併用下においても良好な眼圧下降効果を示し、また、長期にわたって安定した眼圧下降効果を示しました。
以上