眼科手術補助剤「オペリード®HV」の新発売のご案内

医療用製品

2011年8月8日
千寿製薬株式会社

眼科手術補助剤「オペリードHV0.4眼粘弾剤1%」および「オペリードHV0.6眼粘弾剤1%」の新発売のご案内

千寿製薬株式会社(本社:大阪市、社長:吉田有宏)は、本日、「オペリードHV0.4眼粘弾剤1%」と「オペリードHV0.6眼粘弾剤1%」を新発売しましたのでお知らせします。
白内障手術、眼内レンズ挿入術、全層角膜移植術における手術補助剤である「オペリードHV眼粘弾剤1%」は、既存の0.85mLに加え、0.4mL及び0.6mLの容量追加により、3容量規格の製剤となります。
千寿製薬は、今回の容量規格の追加により、眼科手術時における「オペリードHV眼粘弾剤1%」の容量選択に貢献できるものと期待しています。

 

<製品の特徴>
(1)鶏冠抽出法により製造された精製ヒアルロン酸ナトリウム(平均分子量150万~390万)を用いた高粘弾性眼科手術補助剤です。
(2)前房形成作用(in vitro)及び角膜内皮保護作用が認められています。(ウサギ)
(3)一体型シリンジの採用により、セッティング操作が容易です。
(4)1%精製ヒアルロン酸ナトリウム製剤の主な副作用として、眼圧上昇、眼内レンズ表面の混濁(発現率0.1~5%未満)等が報告されています。〈精製ヒアルロン酸ナトリウム製剤再審査結果(平成6年3月公表)〉

 

<製品概要>
(1)製品名:
  「オペリードHV0.4眼粘弾剤1%」(精製ヒアルロン酸ナトリウム4mg/0.4mL)
  「オペリードHV0.6眼粘弾剤1%」(精製ヒアルロン酸ナトリウム6mg/0.6mL)
(2)効能・効果:
  白内障手術、眼内レンズ挿入術、全層角膜移植術における手術補助
(3)用法・用量:
  白内障手術・眼内レンズ挿入術を連続して施行する場合には、通常0.2~0.75mLを前房内へ注入する。また、眼内レンズのコーティングに約0.1mL使用する。ただし、白内障手術又は眼内レンズ挿入術のみを施行する場合には、以下のとおりとする。
  白内障手術:通常0.1~0.4mLを前房内へ注入する。
  眼内レンズ挿入術:眼内レンズ挿入前に、通常0.1~0.5mLを前房内へ注入する。また、眼内レンズのコーティングに約0.1mL使用する。
  全層角膜移植術:移植眼の角膜片を除去後に、通常0.1~0.6mLを前房内へ注入し、移植片角膜を本剤上に浮遊させて縫合を行う。また、提供眼の移植片角膜のコーティングに約0.1mL使用する。
(4)薬価:
  「オペリードHV0.4眼粘弾剤1%」:1% 0.4mL 1筒 6,459.00円
  「オペリードHV0.6眼粘弾剤1%」:1% 0.6mL 1筒 6,738.00円
(5)包装:
  「オペリードHV0.4眼粘弾剤1%」:0.4mL×1筒
  「オペリードHV0.6眼粘弾剤1%」:0.6mL×1筒

 

製造販売承認年月日:2011年1月14日

薬価基準収載年月日:2011年6月24日

 

製造販売元:株式会社資生堂

発売元:千寿製薬株式会社

販売:武田薬品工業株式会社

 

 

<お問い合わせ先>

千寿製薬株式会社 事業戦略本部

〒541-0046 大阪市中央区平野町二丁目5番8号 平野町センチュリービル

TEL: 06-6201-9610, FAX: 06-6226-0406

URL: http://www.senju.co.jp/