動物用医薬品抗炎症ステロイド点眼剤「ステロップ®」新発売のご案内

お知らせ

動物用医薬品抗炎症ステロイド点眼剤「ステロップ

新発売のご案内

 本年5月27日にイヌの眼科領域の抗炎症剤として、承認を取得しました動物用抗炎症ステロイド点眼剤「ステロップ」を8月4日に新発売いたします。

 

 ステロップは、日本で初めて承認された動物用抗炎症ステロイド点眼剤で、ジフルプレドナートを主成分とし、良好な眼内移行性を示す乳濁点眼液(エマルション)です。強力なステロイド点眼剤で、イヌの臨床試験においては、外眼部炎症(結膜炎、角膜炎、眼瞼炎)は有効率93.1%、ぶどう膜炎は有効率96.2%と高い臨床効果が認められています。

 

 イヌの外眼部炎症(結膜炎、角膜炎、眼瞼炎)およびぶどう膜炎は、重篤な状態になってから来院されることが多いため、強力で早期に炎症を抑えられるステロイド点眼剤が求められています。

 

「ステロップ」の特性は以下のとおりです。
1.イヌの眼科領域の抗炎症剤として、日本で初めてのステロイド性抗炎症点眼剤である。
2.急性結膜炎およびぶどう膜炎などの、各種実験的眼炎症に抗炎症作用が認められている。
3.イヌの結膜炎、角膜炎、眼瞼炎に高い臨床効果を示す。
なお、投与期間は2日~9日間であった。
  【有効率(有効以上)93.1%(94/101例)】
  本剤投与群の総症例106例の調査では、副作用は認められなかった。
4.イヌのぶどう膜炎に高い臨床効果を示す。
なお、投与期間は3日~16日間であった。
【有効率(有効以上)96.2%(25/26例)】
総症例32例中2例(6.3%)に副作用が認められた。副作用の内容は、
点眼時刺激症状1件(3.1%)、眼圧の上昇1件(3.1%)であった。

 

「ステロップ」製品概要

 

製品名:「ステロップ」(一般名:ジフルプレドナート乳濁点眼液)
成分・分量:本剤は、1mL中ジフルプレドナート0.5mgを含有する。
効能・効果:犬:結膜炎、角膜炎、眼瞼炎、ぶどう膜炎
用法・用量:1回1~2滴、1日4回点眼する。
使用期限:製造後3年
包装:5mL×10
製造販売元:千寿製薬株式会社
販売:DSファーマアニマルヘルス株式会社

お問い合わせ先

千寿製薬株式会社 事業戦略本部

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