開発の更なるスピードアップへ これまでにない仕事に挑む 2011年入社 研究本部

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社内でも初めての分野へ一人でチャレンジ

私は医薬候補品の安全性試験を実施する部署に所属しており、開発初期におけるスクリーニング(ふるい分け)をコンピュータで解析(in silico:インシリコ)する業務に従事しています。その中でも私はin silicoによる安全性予測システムの開発を任されています。具体的には社内の基準に合うように既存ソフトウェアを再設計し、あるいは、新しい予測手法を開発して、様々な化合物の特性や安全性を予測することが私の仕事です。in silico、すなわち、コンピュータを利用した解析結果により医薬品候補化合物の安全性を早期に予測できれば、研究のスピードを上げ、より効率的に医薬品を開発することができます。新しいin silicoスクリーニング・システムの確立は千寿製薬でも初めて取り組むことでしたが、スタートから1年半たった今は、何とか軌道に乗せることができました。

「誰にでも分かりやすく」がモットー

スクリーニング・システムの開発の中で、特に苦労したのは、初めての取り組みゆえに社内に前例がなかったことです。前例がない状況で、基準点をどこに設ければいいか悩み、試行錯誤の連続でした。結局、自分でも分からないのだから、逆に誰にでも分かりやすい設計にしようと決意しました。それまでバラバラだった化合物ごとの薬効・動態・安全性の予測結果を1つにまとめ、データベース化したことで、他部署の方からも「分かりやすくて良いものができたね」と言っていただき、苦労が報われたようでうれしかったのを覚えています。誰にでも分かりやすいものをつくることはそれ以来、私にとって仕事をするうえでのモットーとなっています。とはいえ、IT技術の進歩は日進月歩。まだまだ精緻化していける発展途上の仕事であることに変わりありません。ここで満足せずに常に先へ、より良いものへと進んでいく必要があると感じています。

自己ポテンシャルを伸ばしてくれるフォロー体制

若手の自分にとって様々な仕事を任せてくれる会社や先輩方には感謝しています。スクリーニング・システムの開発も決して自分一人で成し遂げられたとは思っていません。千寿製薬の特徴ともいえる意見の言いやすい雰囲気、フランクな組織風土、そしていつも論理的にディスカッションしていただける部署の諸先輩の協力はもとより、会社の積極的なフォローがあってこその成果だと考えています。情報収集の場として社内外のセミナーにも数多く参加させていただいています。中でもアメリカ・テキサスで開催された国際学会で発表させていただいたことは印象に残っています。世界各国の同じ分野を専門とする人々とのコミュニケーションを通じて、自身の成長を実感することができました。同時に英語の必要性も実感し、今では毎週社内で実施されている英語の勉強会に参加しています。今後も自分の可能性や視野を広げる努力を惜しまず、安全な医薬品の提供へ貢献していきたいと考えています。

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