MR活動の先にドクターや患者さんがいることを常に意識する

2015年入社 理工学部卒業 医薬マーケティング本部
  • MRとして広く世の中に貢献したい

    就職活動を始めた頃、学内説明会でMRの仕事の内容や意義を知り「自分が将来、仕事をするならMRしかない!」と思うようになりました。その後、数社の製薬会社から内定をいただきましたが、その中から千寿製薬を選んだ大きな理由は、眼科領域に特化していたからです。人は視覚から非常に多くの情報を得るため、目が健康なことは豊かな人生に直結します。そんな目の健康に貢献する千寿製薬の事業や製品群に大きな魅力を感じました。
    また、選考の過程でMRの仕事を理解できるワークがあったこと、先輩社員との座談会や選考を通じてMRの仕事のやりがいだけではなく、大変さや難しさも包み隠さず話してくれたことも決め手になりました。入社後、研修を経て9月から正式に配属となり、最初は先輩から業務の基本について学びました。現在はひとりでおよそ50の施設を担当しています。

  • 多様なアプローチで千寿製薬の価値を提供

    入社した頃にある施設のドクターの担当になったのですがなかなか信頼を得られず、ドクターの元に足繁く通う時期が続きました。すると、ある時期を境にドクターから宿題をいただけるようになりました。「緑内障の薬剤に関する情報がほしい」「有効性や安全性に関する論文を紹介してほしい」など、内容は多種多様。そうした宿題に一つひとつ取り組んだ結果、ドクターから信頼していただけるようになり、私自身も多くの知識を身に付けることができました。この出来事を通して、真摯に取り組む大切さも実感しました。
    これらのMRとしての本来の業務に加えて、眼科開業医の経営課題の解決をお手伝いすることもあります。私自身、当社のMMS部と連携して、開業前の眼科開業医のスタッフに疾患や薬剤知識に関する教育を行ったことがあります。こうした支援も、千寿製薬として提供できる価値のひとつだといえます。

    ※MMS部:千寿製薬の一部門である「メディカル・マネージメント・サポーター部」のこと。人材教育・労務管理、税務対策、患者満足度の向上など、眼科開業医が抱える多様な経営課題の解決を図る部門。

  • 無意識に体現していた「If I were you」の理念

    これまでに携わった仕事の中で一番うれしかった瞬間は、私が提案した薬剤を使用したことで、患者さんの病気が快復したと聞いた時です。子どもに多くみられる重症なアレルギー性結膜炎の中に「春季カタル」という疾患があります。ある病院のドクターが診ている子どもの患者さんがその春季カタルで、ドクターから「患者さんの症状をさらに良くしたい」という話を聞きました。そこで私は、具体的な効能や副作用、治験・臨床の情報を交えながら、弊社の製品を提案しました。その薬剤が採用された結果、患者さんの春季カタルが改善し、患者さん本人もその親御さんも非常に喜んでいたという話を聞きました。患者さんの立場、その親御さんの立場になって提案したからこそ実現できたことだと感じています。この時、千寿製薬の行動理念である「If I were you」を自然と体現できていたことに気付き、自身の成長を実感することができました。

ある一日のスケジュールSCHEDULE

8:30

出社

朝一番でその日のスケジュールを確認。日によっては出社せず、特約店や薬局に自宅から直行する

11:30

担当開業医を訪問

午前の診察が終わる時間に合わせて出発。午後の診察前の時間も可能な限り訪問

14:00

昼食

日によって食事の時間は変わるが、大抵の場合は遅めの昼食。バランスの良い食事を意識

15:00

隙間時間を上手に活用

外勤の際は時間が空くことが多いので、空き時間は移動に充てたり、車の中で疾患や薬剤知識の学習時間に充てる

16:00

担当施設を訪問

午後の診療終了に合わせて再び担当施設を訪問

19:30

帰宅

訪問先から頂いた質問や資料を整理、必要に応じて疾患に関する論文を検索した後、帰宅

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