目に何らかの異常がなくとも、眼精疲労は近くを見る(近見)作業が続くことによって起こりやすいのです。最近のように、パソコンが普及してきますと、目を使う作業がこれまで以上に増えています。とくに画面 (visual display terminal ; VDT)を見続けることの多い作業が眼精疲労の新たな原因にもなってきています。その予防のためには、作業の性質に見合った対策が必要となります。ここでは、パソコン作業で眼精疲労を防ぐために最適な方法をご紹介しましょう。
 
   紙に印刷されたものに比べ、解像度が劣るモニタ画面 を用いた作業は見にくく、とても疲れやすくなります。したがって、解像度の高い良い画質のモニタ装置を使うことが眼精疲労を防ぐためにはとても重要です。
 また、漢字(とくに画数が多い場合)は画面上では結構見づらいものです。文字を見やすくするためには大きなサイズ(17インチ以上)のモニタが必要です。ノート型パソコンは画面 の大きさに限界があり、長時間の作業に向いていません。

 
 
 
 
   パソコン作業では、モニタやキーボードの配置により、どうしても作業距離や作業姿勢が制限されます。メガネやコンタクトレンズを使用する場合、その度数をモニタからの距離に合わせて調整したものを用意しましょう。良い視力を得るためではなく、長時間の近距離作業に最適なメガネが必要です。
 また、一定の姿勢を続けると全身が疲れますので、眼精疲労になりやすくなります。その場合、見えやすく疲れにくい位 置にモニタやキーボードを配置し椅子の高さを調節します。

 
 
 
 
   ふつうの仕事をするときにはいろいろな距離にあるものを見ています。ところが、パソコン作業では、ずっと画面 を見続けているため、切れ目なく一定の距離に視線を固定したままです。つまり、目の筋肉をずっと緊張させたままなのです。目の筋肉はいったん疲れてしまうとなかなか回復しません。ですから、疲れる前に十分休ませることがたいせつです。30分に1回程度は、画面 から目を離し、画面とは違う距離のものを見て目を運動させてやりましょう。

 
 
 
 
   通常は快適とされる窓近くの明るいデスクもパソコン作業には逆効果 です。パソコンを使っているとき、作業者の背後に明るい窓があると、画面に景色が映り見づらくなりますし、反対に画面 の背後に明るい窓があると、こんどは暗い画面とのコントラストで見えにくく、そのために目が疲れます。
 パソコン作業には、最適な環境づくりが欠かせません。ですからパソコンを明るい窓のそばに置かず、直接の照明を避けて、画面 の明るさと作業場の明るさの差をなくしましょう。

 
 




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