瞳の休憩室「Rest eye」

アイシャドーの元祖はクレオパトラ!?

目元を、美しく際立たせる化粧として、アイシャドーは多くの女性が愛用しているものですね。目の周囲に陰影をつけることで、顔を立体的に見せる効果があるとされています。

では、このアイシャドーは、いつ頃生まれて、いつから化粧として定着したのでしょう?

その起源をたどると、古代エジプトまでさかのぼると言います。
ピラミッドなどに残っている当時の壁画や彫刻を見ると、目の回りをくっきりと彩色しているからです。

みなさんも、映画や絵画などで、古代エジプト人のアイシャドーを見たことがあるのではないでしょうか。世界三大美女の一人、クレオパトラもまた、アイシャドーをしていたとされています。

やはり美女には、アイシャドーが似合う……と思うかもしれませんが、実は当時のアイシャドーは、化粧のためではなかったようです。

では、どんな理由でアイシャドーをしたのか。これには諸説があります。
(1)魔よけのため、という説。
(2)強い日差しから目を保護するため、という説。
(3)目の病気対策に、殺虫効果のある粉をつけた、という説。
などなど。どれももっともらしいですよね。
(2)の説などは、現在のプロ野球選手が目の下に黒いシールを貼るのを連想させられます。

いずれにしろ、アイシャドーの原形は古代エジプトで生まれ、世界に広まりました。ただ、化粧として一般化したのは遅く、二十世紀になってから。日本に入ってきたのも、明治時代ごろだそうです。

化粧ではなかったにしろ、アイシャドーをしたクレオパトラは、シーザーを恋のトリコにしました。メイクとして最初に活用したのは、やはり彼女だったのかもしれませんね。