瞳の休憩室「Rest eye」

コンタクトレンズを考案したのは、あの「天才」!?

今では多くの人が日常的に使用してる「コンタクトレンズ」。眼鏡と同じ機能のレンズを、直接、角膜に接触(コンタクト)させるという発想から作られたものですね。

このコンタクトレンズの原理を、はるか昔、最初に考え出した人物が、芸術家であり発明家でもあった、あの「レオナルド・ダ・ヴィンチ」だったと言われています。

さすが天才! 科学の分野では「飛行機」のアイデアを書き残していることが有名ですが、彼は「人体」への研究も熱心で、自ら解剖などを行ったことがあると伝えられています。

人体研究の一部なのか、ダ・ヴィンチは「目」についても探求していて、光が眼球を通り、網膜に届く様を絵に描いているというのですから、すごいですよね。

そのダ・ヴィンチが、視力矯正の実験をしたのだそうです。彼は、大きな半球状のガラス器に水を入れ、その水の中に顔をつけるという実験です。まあ、今のようなコンタクトレンズそのものを発想したのではないのかもしれませんが、原理としては同じですよね。このことから、コンタクトレンズの始祖(?)と言われているわけです。

この実験が行われたのが1508年頃と言いますから、実に今から500年以上前! その発想力には舌を巻いてしまいますね。(一部には、俗説という意見もあります)

さて、ではダ・ヴィンチの思いついたものが、実際のコンタクトレンズとなって誕生したのはいつだったのでしょうか? これはしっかりした記録が残っています。1887年に、スイスの眼科医フイックが、ガラス製のコンタクトレンズを作り、自分の目にはめる実験を行ったとあります。

それにしても、ガラス製とは…すごいハードコンタクトレンズですよねえ。今では、ハードだけでなく、酸素透過性やソフトなど種類も豊富になり、ダ・ヴィンチもびっくりの「進化」をとげた物になりました。