今回は、「色の錯視」に挑戦してみましょう。

(1)～(4)の4匹の金魚のシルエットが、ヨコ線模様の向こう側に並んでいます。
これらの金魚はそれぞれ違う色に見えますが、実は全く同じ色の金魚がいます。

さて、どの金魚たちが同じ色なのか考えてみてください。
「これは簡単！」と思った方は、もう錯視の罠にはまっているかもしれませんよ。

正解は「(1)～(4)の金魚はすべて同じ色」でした。

分かりやすいように、金魚のシルエットの手前にあったヨコ線模様を半分だけ取り除き、同じ色の線で結びました。
これで、金魚の色がすべて同じであったことがわかりますね。

これは、「ムンカー錯視」と呼ばれる色の錯視によるイラストでした。
背景とヨコ線の色が入れ替わることで、色の「対比現象」と「同化現象」が生まれ、本来とは違う色に見えるのだそうです。